2012年12月7日金曜日

2010年11月4日木曜日

なんとブログ続けてみます。

たいして人が興味のあることを書けるとは思いませんが、自分の制作のために

ブログを続けてみようかなと思ってます。

http://hiromikage1.blogspot.com/

2010年10月27日水曜日

チェコのみなさん、日本のみなさんありがとうございました。

空港では日本人とチェコ人の友達が見送りに来てくれました。
きつかったです。



同じ奨学生の友人と一緒の飛行機にしました。彼女がいなかったらもっときつかったと思います。
つらいので、できるだけチェコのことは話さないようにしていましたが、それも難しかったです。



成田に着き彼女のご実家にしばらく滞在させてもらいました。初めは2日ほどと思っていましたが、
実際は一週間?ほど滞在させてもらいました。心にぽっかり穴が空いている、ぼろぼろの私を温かく迎えていただき本当にありがたかったです。



東京で以前出品していた新制作の展覧会を見たり、そこでの友人にあったり、大学の友人に会ったりしました。そして更にぼろぼろのぼろきれのような気分で名古屋行きのバスに乗り込みました。
何やってんだかと自分で自分にあきれるくらい、なぜか泣きながら帰りました。





そして今、三重に帰って一ヶ月くらいたちました。
ちょうど非常勤の講師がみつかり少しですが仕事を始めました。
新しくアクセサリーをおかせてもらうお店をみつけました。
毎日何かしら今までの作品の整理と2年間の掃除と生理整頓をしてます。
昔作った木彫作品を母校の小学校に寄贈させてもらうことになりました。
新しい制作も始めました。
10月17日から31日までグループ展に出品したりもしています。
沢山の方に来ていただき、はげましの言葉をもらいだいぶ元気になりました。

このブログは初め、造形教室の子供達に向けて書いていました。でも実際は
素直にうれしかったことを恥ずかしげもなく書いたり、
自分の弱い部分もさらけ出したり、大人げなく怒ったり、悲しかったり、やたら落込んだり、
寂しかったり、いきなり過去を振り返ってみたりと・・・・
かなり私的な感じのブログになっていました。
あと酒の話とかたくさん書いて、子供達向けのブログはどこへ・・・といった感じになってしまいました。
読み苦しい所や間違いが沢山あったと思いますが、こんな文や写真を見てくださりありがとうございました。
チェコ大使館、チェコで私に関わって下さった方々、日本で私に関わって下さった方々、そして家族のおかげで無事に留学を終えて帰ることができました。本当にありがとうございました。
チェコブログを終了いたします!

2010年10月25日月曜日

最後の夜。

ボタニカのシンポジウムを一緒に参加した同じアトリエのベロニカが私のためにさよならパーティーを

計画してくれました。シャイなのでどうしようかと思ったけど、せっかくなので私も知ってる人みんなに声をかけました。最後だと恥ずかしがり屋の性格も大胆になりますね。

パーティーにはチェコ人や日本人の友達がたくさん来てくれて本当にうれしかったです。

うれしかったな。

私はまだ結婚したことないのでわからないけど、結婚式ににてるのではと思いました。

自分のために人が集まるのは、人生でそう何回もないような気がします。

チェコに来て、個展のオープニングパーティーと最後のこの日は私にとって特別な日になりました。



6時から飲み始めました。一番仲の良いチェコ人の友達は家に帰るといった気配がなく、、、、どうやら彼は次の日の空港まで私と一緒にいる気でこのさよならパーティーに来たな・・・・と思うくらい、全く
帰る気配がありませんでした。

彼は彼なりに別れの覚悟、別れをきちんとすることを考えてくれたんだと思うと、うれしかったな。

パーティーはすごい楽しかったです。
最後の夜はにぎやかなのに限りますね。

2010年10月15日金曜日

グラーシュとポレーフク。





























ついに帰国3日目。一番仲の良い友達の家にお邪魔して、チェコ料理のグラーシュとスープを伝授してもらいました。この家に初めてお邪魔したのはカナダオリンピックのフィギアスケートを見せてもらった時です。みき!まお!みき!まお!って応援してたので、後でよくまねされました。

二回目は犬の散歩をしに来ました。そして今回が三度目です。

毎回、日本人が家に来る!っといったそわそわ感が伝わってきます。こっちもどきどきです。

今回はその友達のお母さんが私に料理を教えてくれるということで、インターネットで調べて、どこの肉を使うべきだとか、香辛料の名前も英語で調べてくれたりと、いろいろ準備して教えてくれました。


今まで適当にこんな感じだろって思う感じでグラーシュを作っていたけど、ぜんぜん違いました。
やっぱりお母さんという人はすごいですね、スープもおいしかった!

帰りに瓶にグラーシュとスープを詰めてお土産にしてくれたり・・・

ついでじゃなくて、私のために今日のために準備して、一日さいてくれたのんだと思うとジーンとして
しまいました。
あ~帰るんだ、あさって帰るんだって
さみしいとかそういうもんじゃないような、今まで味わったことのない感情でした。
今思い返してみても、もう二度とこんな気持ちにはなりたくないです。









ドイツ・ミュンヘンの旅。




日本帰る5日前ほどにネポムクシンポジウムで出会った友人が最後の旅を計画してくれました。
ドイツ人のグスタフ家ミュンヘンに行きました。メンバーはマレックとその彼女のマリア、アレッシュです。グスタフと恋人サブリナのアトリエに泊まらせてもらいました。
毎回思いますが、チェコのお隣のドイツやオーストリアは本当にいかにも先進国といった感じで、
別にそれをもとめている訳ではないのですが、日本に雰囲気が近くて来ると安心するところがあります。不思議ですね。
ミュンヘンは去年アトリエの旅行でいったので二度目です。でもやっぱり現地人のグスタフが一緒だと楽しさは何倍もアップですね。美術館にいったり、アトリエでご飯を食べたり、またまた朝まで飲みつぶれたり、なぜかやぱり相撲をしたりととっても楽しかったです。この頃は毎日本当に飲みまくっていました。寂しさと帰国する緊張でアルコールがないとやっていけなかったです 笑。
ミュンヘン最終日はプラハに戻ったらもうあと3日で帰国ということで、またまた吐き気をもよおすほど
ストレス?緊張?寂しい?なんだかわかんないけど・・・酒!って感じでした。
マレックはチェコの人形アニメーションのDVDをくれたり、マリアも干しきのこと手作りアクセサリーをくれたりしました。グスタフもお気に入りのCDをくれました。
あ~    私帰るんだって。
こんな気持ちになるなんて、知らなかったです。
留学って最後こんなに悲しいのですね、会おうと思えばまた会えるって思っても、でも多くて一生の間で一回か二回、かゼロですよね。
もうチェコでも生活はなかったことにしたいくらいでした。
もう二度とチェコには来たくないし、ヨーロッパにも来たくない なんて思っちゃいました。
また行くと、またさよならしなきゃいけないのがつらいいです。
それくらいきつかったです。
でもそれくらいいい人たちと出会いました。





2010年10月13日水曜日

ディボカー シャーカ。
















さて、
シンポジウムも終わり、あと10日もすれば日本に帰ることになりました。
やっと実感がわいてきて、毎日じっとしてられない感じでした。
荷物はほとんど作品と一緒に船便で送ることにしたのですが、
その量といったらすごかったです。梱包したから大きくみえるだけだと思うけど、絶対に家族は怒るだろうな・・・・と思います。計24箱・・・まだ個数は母に言えてません。
私の作品には木の作品が7つくらいあります。この木はくん蒸処理をしてからでないと日本にもちこめません。なのでシンポジウム前に学校のトラックと運転手さんに頼んで、プラハから1時間くらいのくん蒸処理の会社にいきました。このことは前からわかっていて、日本に作品を送る直前にしたほうがいいと言われていました。友人にチェコ語の通訳を頼んでいたのですが、土壇場になってどうしても手伝えなくなってしまい、
一時は自分一人でチェコ人すらやったことのない、くん蒸処理とやらの会社にいかなければいけないかと思い、また最初の外国人警察のようにガ~ンと目の前が真っ暗になりました。この時期緊張と帰国というストレスで吐き気がひどかったな~・・・緊張に弱いんですよね。
でも友人もそんな私のことをよく知っているので、いない友達を片っ端からあたってくれて、なんとかトマーシュという子が一緒に来てくれることになりました。
でも!なんとトマーシュは英語をまったく話せなかったので、これは通訳じゃないよね・・・?と
でも彼は本当にやさしく、親しみやすいいい人で、また別の日にもお茶に誘ってくれたりしました。
本当に最後の最後で友人になったのが残念です。もっとはやく会っていたらよかったです。
でもこんだけ人に迷惑をかけてやった、くん蒸処理も証明書がいくらあっても、日本側は検査するそうです。そして万が一何か生物を発見したら、焼却処分!です。そしてその費用も私が払わなければいけません。多分11月後半にどど~んと荷物が届くと思いますが、、、木の作品が本当に無事に焼却されずに届くことを祈ります。
写真はプラハの端っこの方にあるディボカーシャーカという公園です。名前の意味は野性的なシャーカ(女性の名前)。どこまであたっているかわかりませんが、昔ここに女だけの村?部族?がありそこのリーダーが敵の男ばかりの部族のリーダーと恋に落ちた・・・・
その後不明、忘れました。
でもなんか想像力がかきたてられる物語です。