2010年6月15日火曜日

ルーマニアとビエンナーレ





























まだまだとんでもない痒みは続きます。今はルーマニアに行ってよかったのかもわからいないほど
体の虫あとと痒みに悩まされています。
先進国ではないルーマニアという国がどういうビエンナーレをするのだろうと思っていました。
感想は本当に小さい規模のビエンナーレでした。オーストリアなどは先進国なので日本と同じ雰囲気で、すごく久しぶりに安心しました。若い頃は先進国でない国に憧れを抱いていましたが、チェコに住んでいて、ドイツやオーストリアに行くと妙な安心感を抱きます。物価は高くて何をするのもビビってしまいますが、それよりなにより差別の視線がなく日本と同じルールをもった国の雰囲気でリラックスできます。
私も歳かなとも思いますが、やっぱりチェコに住んでだいぶなれたといえど、いろんな風当りやきつい出来事は実はなれていないのかとも思いました。
ルーマニアはあの憧れのブランクーシーの生まれた国です。ブランクーシーの公園は首都から離れた田舎町にあります。こんなすごいものをもっているにもかかわらず公園があるのみで美術館などはなくブランクーシー関係のお土産もほとんどなく寂れた所でした。
でもここであの天才ブランクーシーが生まれたのだと思うと感激しました。町には沢山の野良犬がいたのですがそのどの顔もブランクーシーにそっくりでした。静かで誰にも飼われることなく生活していました。







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