2010年2月4日木曜日

ヨーロッパスタイル?











チェコの大学で大学院6年生は卒業制作を大学外の人に見てもらい、作品について文を書いてもらうということをします。1学期が終わるちょうど今日、私の友人はある彫刻家のかたに来てもらい、作品を見せ、話をしました。他の友人は画廊のオーナーで、もう一人は学校にはこられないので来週その学生がその作家のアトリエを訪問する形をとるそうです。
これは学生にとって一大事であり、作品は当然ですが、アトリエも掃除をして、作品も展示して、しかもちょっとしたパーティー料理とワインをもてなすのがヨーロッパ風だとのことです。
私も昨日からお手伝いをしてへっとへとです。
しかもその作家は僕は最近抽象を作っているので(友人の作品は具象です)別の人を探してくれと言って、一口も食べず、飲まずで帰っていってしまいました。
友人はきっと僕の作品がよくないからそういって断ったんだって・・・・かなり落込んでいました。
こっちまで泣けてきます。
しかもその作家が来るということで掃除したり、食べ物用意したり!ワインだって!どうしてくれるのよ・・
彼のお母さんがケーキを焼いてくれたのに・・・・
しんみりしながらみんなで食べました。。。
外部の評価や自分の作品の批評を文にしてもらうということは本当に贅沢なことです。
日本もこんなスタイルがあったらもっと社会とのつながりもできるし、気合がはいると思います。
学校での評価、学校外の人の評価、いろんな評価があるって身をもって感じることはいいことです。

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