2010年2月13日土曜日

最後の学期スタート。




来週の月曜から最後の学期が始まります。

前の学期は最初に個展があったのでその作品の仕上げをやり、あとは新しいことに挑戦しました。

最後の学期もその延長でよかったのですが、ふつふつと作りたいものがでてきました。

今作らなければいけないものです。

それは日本に帰って切実に欲するものです。

でもいろいろアイデアスケッチをしてもどうも彫刻にはなりそうになく、しかも個人的な作品すぎて・・・・・

どうかなと作りたい気持ちはあるけど悩んでいました。


ようは記録作品のような感じです。しかも個人的な感じで、それをいつかどこかで発表するにはちょっと見る人を無視したものになってしまうような気がするものです。でももちろんそんな作品沢山あるし、なんの問題もないんだけど、一応彫刻でやってきてるし、あんまりそういう表現したことないし、それのみっていうのは自信ないなって・・・でも発表はどこかでしたいし、もちろん学期末には展示もあります。


友人に相談するとやぱり

展示する必要ないし、それこそ本当の意味での作品と言って励ましてくれました。

彫刻を作るものの前に人間だもんね、と言ってくれた後に私は

人間の前に女だしね、と言ったとたんに、

あっこれでいいんだって思いました。


この会話でどうどうと発表もできると思えるようになりました。








今学期の一人展示。







展示というほどではありませんが、今学期制作したものを並べてみました。
右の木の作品は去年の延長の作品です。
あとは新しい素材や形の挑戦でした。
よくできたかどうかはわかりませんが、どれも丁寧に愛情込めて作ったのは確かです。
頭像は特にみんなほめてくれます。多分励ましてくれているのかな?
教授も最後のミーティングで浩美は二つの頭像(一つはまだ未完です)を作り、よかったって言ってたらしいです。友達がは去年嫌がっていた粘土や具象を私がやったことが教授は相当うれしかったんじゃないって言っていました。
人間関係もばっちりです 笑。
今学期最初は私が夏休みをへて、チェコ語が上達したことを褒めてくれた人が沢山いたのに、
最近はどうして1年半もいて話せないんだってトマーシュとアシスタントのラスチョに言われました。
トマーシュにはごめんねといったらニタッと笑い満足そうでした。
ラスチョには肩にパンチをくらわして、歳くってるからって言っておきました。
二人とも私ともっと会話がしたいのね・・・・・・・とかなり前向きにとらえる私は大人です。
もちろん二人とも年下です。



2010年2月8日月曜日

大学受験。

来週から1週間来年度の新入生のための試験があるため、学校はお休みです。

チェコの大学は学費が無料です。
チェコ語ができてその試験を突破すると、外国人でも無料で学校に入れます。
でも日本と違ってほとんど私立の大学がないのでとっても狭き門です。
友人は彫刻を受験したのですがなぜか違うアトリエの教授に作品を認められ合格したそうです。
でもそんなことはかなりまれだそうです。
外国人だからといって差別はないと思いますが、やっぱり普通に考えて狭いき門だったら
外国人よりはチェコ人を入れたいですよね・・・
日本みたいにレベルの高い大学がだめでもお金さえだせばどれかには入れるといった状態ではないので、チェコの大学に通っている外国人は本当に大変な思いと、努力と能力と幸運で勝ち取ったのだと
思い改めて感心してしまいます。きっとチェコだけでなく外国の大学に入学するってことはそういうことなんですね。
チェコ人の友人のクリスティーナは別の大学の写真科を受験しましたが今回もだめだったそうです。
今回で3回目だそうです。気の毒で見てられません。。。。

私達のアトリエは普通20人近く受けに来て3人ぐらい合格だそうです。
でも今年は多くて3人、少なくて1人・・・・という感じらしいです。
というのも政府がお金を何人分だしてくれるかで決るそうです。
一人分しかもらえないなら3人良くても一人だけとうことになります。

いつも思いますがここにいる生徒は本当にまじめでしかもすごくいい作品を作っていて
そこで交じって私が制作できることはこの上ない幸せだと思います。

写真は昔の私達の大学です。まったく変わっていません、大事に直しながら使っているのですね。

2010年2月4日木曜日

ヨーロッパスタイル?











チェコの大学で大学院6年生は卒業制作を大学外の人に見てもらい、作品について文を書いてもらうということをします。1学期が終わるちょうど今日、私の友人はある彫刻家のかたに来てもらい、作品を見せ、話をしました。他の友人は画廊のオーナーで、もう一人は学校にはこられないので来週その学生がその作家のアトリエを訪問する形をとるそうです。
これは学生にとって一大事であり、作品は当然ですが、アトリエも掃除をして、作品も展示して、しかもちょっとしたパーティー料理とワインをもてなすのがヨーロッパ風だとのことです。
私も昨日からお手伝いをしてへっとへとです。
しかもその作家は僕は最近抽象を作っているので(友人の作品は具象です)別の人を探してくれと言って、一口も食べず、飲まずで帰っていってしまいました。
友人はきっと僕の作品がよくないからそういって断ったんだって・・・・かなり落込んでいました。
こっちまで泣けてきます。
しかもその作家が来るということで掃除したり、食べ物用意したり!ワインだって!どうしてくれるのよ・・
彼のお母さんがケーキを焼いてくれたのに・・・・
しんみりしながらみんなで食べました。。。
外部の評価や自分の作品の批評を文にしてもらうということは本当に贅沢なことです。
日本もこんなスタイルがあったらもっと社会とのつながりもできるし、気合がはいると思います。
学校での評価、学校外の人の評価、いろんな評価があるって身をもって感じることはいいことです。

2010年2月1日月曜日

日本映画祭!


























22日から28まだ日本映画祭が開催されていました。

カナリア

ガラスのうさぎ

ハッシュ

空中庭園

パッチギ

半落ち

ぼくんち

などが上映されました。


私は友人とハッシュ、空中庭園、ぼくんちを みました。

日本人だらけだと思っていたら、80パーセント以上チェコ人でした。

ハッシュは友人のおすすめでみにいきました。

主役の女性が半端ない演技力にやられました。かっこよかったです。

笑えるところが沢山ありチェコ人もどかんどかん笑ってきて、セリフがきこえないよ~~と

いうところも多々ありましたが、日本の映画でそんなにうけてくれてくれることはうれしいことです!


空中庭園はかなり想像と違いましたが、やっぱり主役のキョンキョンの演技がすごくよかったです。

怖いし、ドスのきいたセリフは内容とは別にスカッとしました。

ハッシュ同様、共感できるところが沢山あり今でも映像がたまにフラッシュバックします。


ぼくんちはチェコ人の友人と見たのですが・・・

原作の漫画はいいのかもしれないですが、映画は、ん~~~いまいちでした。

でもまたまた迫力あるセリフがあり、よい場面もたくさんありました。

子役の二太のセリフや行動がかわいらしく、時々それをまねて遊んだりしてます。


この映画館はチェコで一番古い映画館です。

バレエの国民劇場のゴウジャスさを越えてかなり好きな場所のひとつになりました。

日本映画祭がなければここにくることはなかったので本当にラッキーでした。


プラハでみる日本映画は特別な思い出になると思いました。









晴れ!



ひっさしぶりの青空です。
今日日曜ですが学校に制作に行きました。
来週からテスト期間ということで作品の展示がはじまります。
今学期は自分の制作をうよりは新しいことを取り組んだぞという展示になりそうです。
頭像
レリーフ
木彫
石膏小品
作品点数は少ないですが去年とは全く違ったことをしていて私にとっては大事な作品なりました。

幼虫。


今彫っている木はほとんど虫がいません。
前の木と同じ木で同じところに置いてあったのに不思議です。
でも一匹だけ大きいのを発見しました。
最初はうげっという気持ちになったのですが、しばらく眺めているとなんともかわいく感じます。
テーブルの上で4日ほどはいましたが、それからぱっとどこかへ消えてしましました。
生き物を飼うと癒されますね。
木の作品には中にいろんな虫がいるということで日本に持って帰る時に、植物検疫にひっかかります。
検疫をして、もし虫を発見したらすぐに焼却処分をしなければいけないそうです。その費用は持ち主が負担です。作品も燃やされ、お金も請求されるらしいです。
2007年からずいぶん厳しくなったようです。
木にくん蒸処理というものをして、その後、焼印を作品に押され、特別な箱に入れて梱包し、その証明書も提出してやっと80パーセントくらい焼かれる心配がないそうです。
でも日本側が言うには証明書があっても一応検疫はするとのことでした。。。
なので高額なお金をかけて、くん蒸処理や特別な箱での梱包や証明書などを用意しても、仮に見付かったら焼却処分です。
えらいことです。。。
ずいぶん作品を持って帰るか、置いていくか悩んでいます。
ただまたしても置き場に困るだけじゃないかとか、そこまでしなくても・・・・など考えます。
でも日本に帰ってから、やっぱり作品を手元に!と思っても遅いし、その時はかなり後悔しそうです。
仮に日本に帰って結局誇りをかぶったり、雨で汚れたとしても・・・・・
やっぱり持って帰るべきだと思っています。
どう生きてきたか、どう生きるべきかということで考えると気持ちはすんなり決るものですね。
といいながら予算のこともあるのでやっぱりまだわかりません。。