2009年2月12日木曜日

ヤン・ヘンドリッフ プロフェッソル 展覧会。



































































美術館はプロヘッソルのアトリエから車で1時間くらいのロウニーという町です。とてもかっこいいモダンな美術館です。こんな遠くまでプロヘッソルと助手のラスチョを束縛している私達はすごいと思いました。申し訳ない気持ちですが、本当にうれしかったです。セレアgood job!
作品はマリノマリーニに影響を受けたという感じのものが沢山ありました。
しかし・・・私はマリーニよりこの人の作品のほうが好きだし、すごいと思ってしまいました。
粘土で徹底的に形にしたあと、石膏に置き換えてまた徹底的に作りこむ・・・このやり方はマリーニと同じです。石膏の素材をだからこそできることを十分知り尽くして、石膏の素材感もきらきらしていました。
その上遊び心、発見する喜び、ものを作る楽しさがにじみでています。
でも私も一応知っています。この形になるまでどんなに苦しい道のりがあったか、容易に想像できます。
この先生でよかったと思いました。でもこんなの見ちゃったら、もう何にも言えないな・・・・
逆らえない、もちろんかなわない。多分他の学生も同じ気持ちだったろうな・・・・
ふ~~っと何度もため息です。
先生の作品の中にたびたびボタンが登場します。
ちょっとこれはやりすぎでしょ?とかぎりぎりだなっていう線を狙ってきます。
そのボタンは時にショッキングだったり、
時にロマンティックだったりと、
どちらにせよ、かなりパンチのきいた登場をします。
これがまたくせになります。
でもやっぱりマリー二をこえることはできないんだろうな・・・・。
いくら作品がよくても、、、
最初にやった人は一番大変だったはずだから。
でも私はマリーニよりヘンドリッフ プロヘッソルのほうが好きです。











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