シンポジウムが始ると、近くの小学生が先生に連れられて見学に来てくれました。みんな自由に私達の絵を描いていました。私みたいなのを描いているはずがないって思ったら、意外と一番多く描いてもらいました。この町に日本人が来ることはかなり珍しく、みんな興味しんしんでした。また先生が上手に私を紹介してくれて、どんな作品を作るかとかいろいろと説明してくれ、より子供たちの興味が膨らんだ感じがしました。
中でも他のメンバーはマッケトと呼ばれる完成予想の小さい彫刻を作ってきているのに、私一人だけなんにもなく、小さいイメージデッサンのみでした。いつも私は彫りながら考えて、イメージだけはしっかりもって、あとはそのつどいい形を発見しながらという感じです。先生がこの人のマケットは頭の中にあるんだよって説明してくれていました。他の大人の人もマケットがないことに驚いてくれていました。
でも、そのせいでいつも制作に時間がかかってしまいます。2週間しかないこのシンポジウムでこのやり方は通用するのかと実はかなり不安でした。でもマッケトは作りたくなかったです。なぜだろう・・・わからないです 笑。
1日目、2日目は柔らかい石であってもあの大きさなのでさすがに腕が痛くなりました。「ボリー、ボリー(痛い、痛い)」と言っていると、毎日見に来てくれている近所の会社に勤めているおじさんが包帯をもってきくれました。優しい!ほとんどのチェコ人のおじさんってやらしくなくて本当大好きです。
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