2009年12月28日月曜日

ヤコブ君。


クリスマスイブの前日に友人とそのチェコ人の友人とお茶をしました。
日本語専攻・・・いや、日本を学ぶ学科ってなんていうのでしょうか?
まあ、そういう専攻で学び始めたチェコ人で名前はヤコブ君です。
彼はこの10月から入学したばかりですが、自習のおかげか簡単な日本語の文や沢山の単語を既に
習得しています。
もちろん日本大好きオーラーがでてるので私もチェコ語と日本語を交えて楽しい時間を過ごせました。
彼が夏までにやらなくてはいけない課題の一つに、日本人が人と話すときにはっきりと自分の気持ちを言わず、オブラートに包んだものの言い方をする・・・・というテーマがあります。
その参考になればと思い、こないだの学期末の展示で展示場所のことでもめて、私も友人も泣いたという話をしました。
私達日本人は一応、相手の嫌がることはしないようにいつも気を付けています。
あまり自分!自分!というのはいいことではありません。なので遠慮なしで、ぐいぐいと他人の場所や
気持ちを無視する行動を目の前にすると、ただ「なぜ?」と戸惑うばかりで・・・
結局反論する習慣もないのでひたすら影で泣くしかなかったという話をしました。
ヤコブ君はとっても若い学生なんだけど、私と友人が泣いたってところになると、本当に申し訳ない・・・
という悲しい顔をします。
こんな繊細なチェコ人は何人目だろう・・・多分二人目です。
ヤコブ君は大学で日本についてこれから5年間勉強するそうです。
このことは本当にうれしいことですね。
そして気をきかせて、友人と私にクリスマスプレゼントを用意してくれていました。
とってもいい子でした。

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