2009年9月27日日曜日

届きました!





夏に日本に帰った時に、いつも私をひいきにしてくれる知り合いの方が日本酒をプレゼントしてくれました。私の初の個展に花を添えるために2本も用意してくれました。
私は一本あるだけで、チェコの方はお~~~~っと喜んでくれるので、一本でいいと言ったのですが、
2本無いとかっこつかないでしょ!?個展なんだから・・みたいなことを言ってくれました。
チェコでの個展のオープニングに日本的な考えを通す所と、私のささやかな小さい個展なのに、すごく大切に考えてくれていることに、ジーンときました。
そしてはるばる1ヶ月半の船旅を経て、届きました。もう一本はスーツケースに入れて持ってきました。どちらも地元の一級品です。みんながどんな顔して飲むか今から楽しみです。
二人でこの日本酒をどうやって送ろうか半日かけて考えて、実行したことを思い出します。
真剣に考えている内容が日本酒をどうやって外国に送るかというどうでもいいことなだけど、私達は必死で考えていろんな人の所へ行って知恵をもらったりもしました。
酒屋の亭主は超プロフェッショナルでこの人がすすめるものは間違いないだろうなという、いかにもいい酒を教えてもらい、知り合いの木材屋さんに行って、休憩がてら相談したら酒を買った店の親戚がやっているワイン屋だったら何かいい方法を知っているかもと知恵をだしてくれた、若い青年。そのワイン屋さんの若亭主もなかなかのいい男で、すごく丁寧に調べてくれました。
関わってくれた人がみんな老舗のお店の人たちで、いちいちかっこよかったです。私の町もわりといいなって思いました。
そして最後は二人倉庫で厳重な梱包をして「醤油」とかいて送りました。
とても懐かしい、子供の頃の夏休みのような1日でした。
この日の感覚は忘れがたいものになりそうです。

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