2009年8月6日木曜日

stromovka park












お気に入りの公園ストロモフカに行ってきました。
でも求めていた木はなかなかありませんでした。
ここは公園なので木に人の手が加えられれいます。定期的に伐採したりもしています。
でもやっぱり日本人の私から見ると野生的な木に見えます。
重くなった枝や葉を切ることはあまりしないようなので重さに耐えかねてそのまま風の強い日に
折れてしまったものや、根から倒れた木もあります。
驚くほど大きな枝が落ちているのを見ると、風の強い日には木の近くにいないほうが無難だなと
感じました。
木の表情を見ているとドキッとすることがよくあります。私達と同じ人生がそこにあるなって
思います。二人で寄り添って育つ木をみると心からうらやましいと思ってしまいます。
へんなところから枝が伸び、難しいことになっている木もなんだかよくわかるような気がします。
大きな木で中が虫にやられてしまい、今は幹だけの状態にも関わらず、まだまだ沢山の枝や葉を
作り成長しています。中がほとんど空洞で少しの栄養しかないはずなのに今もまだ大木の貫禄があります。日本の木も野放しにしたらもっと楽しい風景になるのかなと思いました。
さみしく帰ったらアシスタントのラスチョから飲みに行こうぜというお誘いがありました。
彼は私がもっと英語もチェコ語も話せないときから学校外でラスチョらの友人と一緒に飲みに誘ってくれます。ラスチョはスロバキア人なので外国人は外国人に優しいのです。
いつも同じ飲み屋なのですが、どうやらそこは昔から有名なアーティストらの溜まり場だったそうです。
ラスチョの友人もみんなアーティストばかりで言葉の壁はあるけれど、それだけで私は安心して飲めます。アートでつながっていると私の心はいつも開いてしまいます。アートがないと開かないのが私のだめなところです。



2 件のコメント:

ぐっち さんのコメント...

イタリアの公園かと思っちゃった。
2年前ワタルくんと行って見られなかった巨人の住む公園にそっくりだよ。
あの後私は1人リベンジしたの。

この写真を見て思い出して
そして泣きそうになったよ。
色んな意味で。

今度あなたのお兄さんに名前を書いてもらうんだよ~

hiromikage さんのコメント...

同じ気持ちを共有できてうれしいよ。
私も今泣きたいようなさみしさだったけど
きっと日本に帰ったらまた別の切なさで
ほろりとくるんだろうね。

ところでなぜ兄に名前を?