2009年11月29日日曜日

ベトナムマーケット!!!!!!











チェコにはベトナム人が沢山住んでいます。
だいたい中国人はチャイナレストランを経営し、ベトナム人が小さいコンビニ的な商店を開いています。
チェコのスパーマーケットに比べて、どうして新鮮でおいしいそうな野菜がそろっているんだろうと
思っていました。でもやっぱり普通のスーパーのほうが値段が安いのでそっちを利用していました。
でもたまにベトナム人のお店にいくと、毎回店員さんの愛想がいいし、差別意識なしに、どこの人?と聞いてきます。同じアジア人として本当に優しく接してくれます。
そして友人4人とベトナムマーケットに行ってきました!プラハの中心からは離れているのですが、
メトロとバスを乗り継いでも、いつも使っている定期で行けたのでよかったです。ピアノを勉強している
友人が昔、ベトナム人の友人と1年暮らしていたことがあり、かなりのベトナム通でした。
彼女曰く、ベトナムには行ったことがないが、あそこはまるでベトナムの国になっているとのこと・・・
ちょっとした海外旅行なんて冗談で話ていました。
でも行ってみてそれが本当だったと思いました。
恥ずかしかったのでカメラはあまり撮っていませんが、映画「スワロウテイル」のような町でした。
もちろんもっと巨大ですが・・・
チェコの日本食材店にある品数は目にならないほど、ベトナム食材は種類と量が溢れていました。
そして値段も安かったです。
プラハでは見たことがない大きなエビやロブスター、貝や魚、野菜も新鮮で、もやしやえのき、
干しシイタケや豆腐、その他いろいろ・・・・
とにかくチェコ人なにしてるの!!?っていいたくなるほど、ベトナムマーケットには様々な種類の食べ物、調味料がありました。
そして絶品のフォーをいただきました。80コルン。
店がまえがまず、なつかしのアジアだし、定員は完璧に優しい笑顔だし、フォーがうますぎました。
日本でも食べられない本格ベトナム料理です。
フォーにレモンや唐辛子のたれを好みでかけたりして食べます。フリーで食べれるたけのこの酢付けのようなものもあり、そういう食べ方全てが、アジアの匂いぷんぷんで最高でした。
申し訳ないけどおいしいものはアジアにあります!
その他にトレーにおおきな胡麻団子のようなお菓子をのせて売り歩いてる兄さんや、リアカーにオレンジをつんで売っているジュース屋のおじさんがいました。ジュースは多分オレンジをその場でしぼって
特性の液と混ぜて作っていました。かなり年代ものの道具だったので興味はありましたがやめておきました。他の友人が胡麻団子を買っていたので少しもらいました。ありえないほどおいしかったです。
ベトナム人すごい!このチェコでどうやってこんなおいしいものを作るんでしょう・・・尊敬します。
その町(マーケット)の外でみんな集まって何かしてるなとのぞいたら、みたこともないベトナムの将棋をやっていました。駒がとても大きかったです。そんな風景はまるでベトナムの町の風景ではないかと思いました。
結局ナンプラー30コルンとフォーの出し粉8コルンとはるさめ20コルンを買って帰りました。
もっといろいろほしかったけどセーブしておきました。
帰りにイーペーパブロバにある地ビールのお店に行きました。いつも観光客でいっぱいです。
バナナやコーヒーなどいろいろなビールが楽しめます。
私は前に来て、やっぱり普通のビールが一番おいしかったので、クラシックビールにしました。
味はビールのにごり酒みたいな感じです。
いつも飲んでいるのとはぜんぜん違って、より深く、少し発酵しているような味もしておいしかったです。
これなら高くても飲みにきたいなと思いました。
あとビールにつけこんだチーズも最高でした。
この日はおいしいものに沢山出会えたいい日でした。
こんな人間があたたかいベトナム人とふれあい、本当のベトナムにも行ってみたくなりました。

バシェックのコンサート!



去年初めて参加したホリッツエのシンポジウムで知り合った、抽象のアトリエのバシェックのコンサートにまた行ってきました。

彼は前のセメスターでイタリアのカッラーラに留学していました。今学期再びプラハに戻ってきて、学校内でばったり会った時にこのコンサートがあることを聞きました。

行ったら何人かの友人もいて、歌の内容を説明してくれたりしました。

例えば、少年、少女、愛。。初め大きい愛、でも今は小さい愛。悲しい。。。

教えてくれたデイビットという人は英語をあまり話せないです。

でも毎回思いますがそういうことは関係ないんですよね。早い英語でまくしたてられるよりも

易しい単語で教えられたのでイメージも広がりました。直接心に入ってくる感じがしました。

バシェックはカッラーラで鍛えられたのか、より伸び伸びとしていたように思いました。

あがり症の私が言うのもなんですが、去年のバシェックはかなり緊張を隠した表情でしたが、

今年の彼は心からみんなの前で歌うことを楽しんでるような、余裕を感じました。

動画の曲は戦争でみんな焼けてしまった時の歌といっていたような気がします。(多分)

この曲だいぶ好きです、思わず口ずさむほどです。

お花。



チェコ人はお祝いの時なのどに花を一輪もってくることがよくあるようです。
私の展覧会にも何人かのチェコ人の友人がバラの花、ガーべラを持ってきてくれました。
日本の友人はランの鉢植え、シャンパンを持ってきてくれました。
どちらもそれぞれの国らしく、とってもうれしかったです。
展覧会の2日まえにガツンと辛いことがありました。
決定的なことでしたが、とりあえずオープニングで寿司を作って、来てくれたみなさんを迎え終わってから考えようと思いました。
さて展覧会も終わり、明日は最後の搬出です。
まだまだ気持ちは不安定です。
でも昨日の夜思いました。辛いことから逃げるのも一つですが、
これを我慢し、次にくるの幸せは、より特別なものに感じるはずです。
歳をとると特別な喜びを感じなくなってしまいます。きっと今まで生きてきたことと比べてしまうからでしょうか。
もう一度制作に専念して、作品で自分の気持ちを表現して、この1年を終えることはできたらいいかなと
今は思っています。
花をもらったことが大きな支えになっています。私は女なんだって思えてうれしいです。
オープニングの帰りの景色は違って見えました。今から思うと花をもっていたからかなと思います。

2009年11月25日水曜日

いってらっしゃいパーティー。







夏に新しくできた友人が一旦日本に帰国することになりました。
彼女の家でいってらっしゃいパーティーです。
今回もラザニアと煮込みハンバーグ、サラダ、揚げチキンなど、
チェコに来て初めて食べるものばかりでした。
もちろんすっごくおいしくて、、、またまた食べ過ぎました。
この前はただみんなすごい料理上手だなと思っていただけだけど、今回は
いかに自分ができないか、していないかを知り、
まずいな・・・と思いました。
とはいってもなかなか一人暮らしでこった料理もできず、やる気もでず・・・・
私もやるぞと、宣言すらできない私です。。。
友人はいつ帰ってくるかは未定です。1年チェコに住んだので、日本に帰ってじっくり考えてから
今後のことを決めるそうです。でも彼女の彼も私たちもまた彼女とチェコで再会できることを祈ってます。でも一番は彼女が幸せになることなので、彼女が決めたことがすべてだと思います、もちろん。

2009年11月17日火曜日

オープニング!





































































































































































バイオリンを弾いてくれることになっている日本人のお友達らが最初に来てくれて、それからぞくぞくと


人が来てくれました!


バイオリンの音あわせが始まると、緊張もぐいぐい高まり、息も苦しく・・・・


酒をください・・という状態でした。




教授のヘンドリッフもはやばやと来てくれました。


私のために来てくれる日本人の友人(全員!)、大学で知り合ったチェコの友人、私と同じインターナナショナルの学生の友人・・・・、ギャラリーの近所の方々、ギャラリーのお得意さん(友人?)。


とにかくありえないくらい沢山の方々が来ていただき、みなさんの心意気を感じました!


そうなんです、初日に来てくださるのは心意気だと思います。


昔グループ展をしたときに、大雨と雷でそれこそ驚くほどの少ない人しか来てもらえませんでした。


その時に来てくださった人達に、ものすごい心意気を感じました。


それから私も初日に行くということを心がけています。




なにしろ私は言葉もそこそこな外人なので、いったいどれくらいの人が来てくれるのだろうと


不安でした。


でも、私なんかのためにわざわざ来てもらうのも悪いという気持ちもありました。(多分照れ臭くて)




ヘンドリッフの挨拶とギャラリーのコベルカさんの挨拶、そしていつも親切なラスチョが私についてのスピーチをしてくれました。ノートに内容を書いてきていて、普段と違い超緊張したラスチョはとてもかわいかったです。そのあと、友人二人によるモーツアルトの演奏!


チェコ人音楽大好きなので、ヘンドリッフを含めみんな大喜びでした!やった~!ありがとう!




それから御寿司タイムになり、みんなすっごい喜んで食べくれました。


あっという間になくなり・・・・うれしいやら、食べれなかった人に申し訳ないやらの気持ちでした。






日本酒もコベルカさんが小脇にかかえて、みんなに少しずつ配ってくれていました。


そうしないと一気になくなるからだと判断したからでしょうね 笑。いいアイデアです。


寿司も半分くらいはそうやって配ればよかった・・・


なんといってもラスチョや日本人の友人が食べれなかったことが悔やみます。




チェコ語がわかる友人がチェコ人の人達が私の作品についていろいろ褒めていたよと教えてくれました。あと、


誰かわからないチェコ人の友人が熱心に作品の一つ一つを来てくれ人に力説していたそうで・・・・


そんないい人だれ?!感謝です。




このようにみんなに助けてもらいながら、オープニングパーティーが完璧な感じで終わることができました。日本から心意気を下さった方々、チェコの日本人友達、演奏してくれた友人達、大学の友人、違う大学の友人、先生方、コベルカさん、写真係をしてくれた友人。。。。。


本当にありがとうございました。




これ以上の日は無いというくらい幸せな1日でした。


生きてきてよかったです。

2009年11月15日日曜日

寿司作り!



































前の日にのみに誘われて寝たのは2時でした。

5時に起きて学校に7時にって寿司を作り始めました。

もう目は充血で緊張と不安でくらくら、吐きそうでした。

家から持ってきたのりと米を使い、3合くらいの米を計8回くらい炊きました。

一応合せ酢をネットで調べていったけど、結局我が家の味を味見しながら寿司飯を作りました。

我が家では意外と頻繁に巻き寿司を作ります。なので経験はあるのですが、

やっぱり不安でした。。。

初めの何本かや中の具によって、しっかり巻けてないのがあり、切るときにとても大変でした。
卵とスモークサーモン、シーチキン、かにかま、レタス、きゅうり、パプリカ、アボカド、チーズ、

甘辛そぼろやチキンソテー、甘辛鶏肉などを入れました。

友人に途中でかなり手伝ってもらい本当に助かりました。

一人だったらもっとてんぱってしまっていたと思います。

特に切って盛り付けするところは、一緒に考えて、沢山アイデアを出して、

ひっぱっていってくれて、ありがたかったです。

画廊のオーナーのコベルカさんもかなり寿司好きでガリとか日本の醤油とか割り箸まで
もっていました。みんなで寿司の端っこをつまみ食いしているときもコベルカさんは端っこ大好きっと言ってぐいぐい食べていました。








2009年11月11日水曜日

看板作り!


今日は朝からおしっこもがまんして、お昼も食べず、この看板を作っていました。
たかがこれだけどことに7時間くらいぶっとおしでしてました。
もう本当にへとへとです。
今日はくらくらくるほど落込むことがありました。
きっちりと、自分が自分を取り戻してくれることを願います。
とにかくオープニング、搬出が終わるまでは気を確かにしときったかったですが、
なんせ不安定な年頃なんでなかなかうまくいきません。
今度はどうやって立て直そうかなと。。。考えても無駄なので、
なるようにやってくしかないですね。
明日はパーティー料理の買出しをがっつりしなければいけません。
シンポジウムでお世話になったカトカという友人もズリーンから来てくれるというメールが入りました。
精一杯の感謝を込めて寿司を作るぞ!!
できるぞ、私!

2009年11月10日火曜日

チェコらしい、最高の画廊です。








1日早まって今日3時から6時頃まで展示してきました。
生まれて初めての自分だけの展示です。
あれだけ苦手だった展示も今はくせになりそうに好きになりました。
ギャラリーが小さく作品数が多いのではと思っていましたが、DMの作品が無いおかげで
ぎりぎりの作品数でした。あぶなかったです。
個展をするために全体の調子を考えて作品を作ったわけではないので、
まとまりがない気がします。
でも持ってる作品でベストの展示ができたのではと思ってます。
緊張と不安で今はへとへとですが、一番私に必要だった展示の勉強と個展をする勇気を持つという
勉強がもう少しで果たせるかと思うと不思議な気分です。
日本に帰っても恐れず個展ができそうです。
そんな心の変化がとってもうれしいです。
私の教授の家の近くということもあり、2回も教授が顔を出してくれました。
画廊のオーナーのコベルカさんも教授と仲良しで、みんなが暖かく私を見守ってくれて
うれしさがこみあげてきます。
オープニングパーティーのためにいつもの修復の仕事で使っている大きな素敵なテーブルを使ってできるそうです。古いガラスのコップやコーヒーカップなどそろっており、なんともチェコの雰囲気たっぷりです。たまらないです。
他のどのギャラリーとも違う本当に素敵なギャラリーで、普通のギャラリーでしなくてよかったです。
運命的に私にぴったりなギャラリーだったてことが、、、、
大げさ?かもしれませんがうれしいです。
今日は二人のチェコ人の友人と大学のトラックの運転手さんに大変お世話になりました。
彫刻は人にお世話になることが絵画に比べてとても多いです。
かかわるのがしんどい、迷惑かけるのが嫌だとも考えたりしますが、
でもそれこそが人とのつながりだと思ってます。彫刻に限らず、周りの人にお世話したり、されたりしながら暮らして生きたいです、私は。


2009年11月9日月曜日

血のつながり。。

昨日友人がうちにくるため、初めて暖房のスイッチをいれました。
でも結局今日になっても部屋は寒いままです。
少しだけ温度は上がった気がしますが・・・かなり不安です。
学校の帰りに同じ家の2階に住むイラン人夫妻と出会い、車で家まで送ってもらいました。
その時「クリスマスには日本に帰る?」と聞かれて、
帰らないと答えると、私達の家は寒いよ・・・
特に私の部屋は一階ですが、結局地下なんですよね、彼らも私の部屋が寒いことを知っていました。
まだ本格的なチェコの冬をこの部屋で経験してないので、怖いです。
耐えられるかな・・・?
引越し?と思ってしまいました。

学校や他の友人のアパートの暖房はかなり温かいです。暑いくらいです。
私の部屋のような暖房は見たことありません。
オーナーのおじいちゃんが言うには経済的な暖房らしいです。。。
実際他のアパートと光熱費を比べたことがないのでやっぱり不安です。


さて、私がやっと暖房のスイッチを入れたとチェコ人の友人に話すと驚いていました。

前に私の死んだじいちゃんの話をしたので、浩美もじいちゃんと同じ心があるねと言って、
にっこりしてました。

私のじいちゃんは97歳くらいで亡くなりました。見た目は腰も曲がってまるでガンジーみたいでしたが、
体は健康で医者嫌いかほとんどかかったことがなかったです。
頑固で尊敬できる人でした。
そのじいちゃんはいつも野菜しか食べませんでした。肉魚は嫌いで食べているところは見たことがありませんでした。
しかし!私が大学を卒業して久しぶりに家族と暮らし始めたときにじいちゃんが肉を食べていました!
えっとかなり驚きました。
歳をとったら味覚も変わったり、慣れきった食材よりも刺激のあるものを好むということをばあちゃんをみて知っていたので、じいちゃんも肉が好きになったのかなって思いました。
でも母にたずねてみると・・・・
なんと昔から肉も魚も好きだったそうです。
でも他の家族が食べていても食べなかったのは、「もったいないから」だったそうです。

じいちゃんのもったいない精神はすごいことは知っていましたが、あまりに長い間それを
誰にも言わずに実行していたことにかなり、かなりショックを受けました。

この話や子供の頃に私が受けてきたもったいない精神のしつけ?教育の話をチェコ人にすると、
思いのほか喜んでくれました。もっとしてとせがまれるくらいです 笑。
兄が拾った自転車をずっと乗っていて、壊れたので自転車屋にもっていくと、店の人がそれを見て泣いたと言ってました。多分これ以上直せないってことなんでしょう。兄は高校生になって初めて自転車を買ってもらいました。
私も姉も拾ってきた自転車を何度もペンキで色を塗って乗ったいたことを思い出します。
服もそうです。初めて買ってもらったのが何歳だったかなんて言えないです。
お菓子もそうです。
絵のついたノートや鉛筆は多分買ってもらったことないです。
ぬいぐるみは一回あります。
勉強机もいつの時代のかわからない(多分郵便局で廃棄処分になったもの)のを与えられていました。
今はお気に入りですが、あの頃はきつかったな・・・
そうなんです、今だったらいいんだけど、小学生の女の子にはこの教育は全てきつかったです。

父が母に内緒で初めて旅行先でこの店にあるもので好きなの買ってあげると言ってくれたことを思い出します。あの時はあまりの驚きに天国にも上るような、喜びで頭がくらくらしたことをおぼえています。
当時流行っていたお風呂に入れるフラッペという人形を買ってもらいました。最初で最後の人形です。
水色のかわいすぎるクマです。

でもその分、母はなんでも作っていました。服はもちろん、家で使うスリッパから、遠足のリュック、帽子、本棚(ダンボールに色紙を張る)、毛糸で作れるものはなんでも。カーテン、布団カーバー。。とにかくカバー類。
もちろん野菜果物と作れる食べ物は全部です。お菓子は買わず、年末に餅と一緒にあられも作り、1年間のお菓子はこの田舎あられでした。

今は健康志向だったり、手作りのものが流行っているし、作ること自体がかっこいいし、趣味になっています。でも私の子供の頃は使い捨ての時代になっていて、作るってことはやぼったいとされていました。

仮に・・・仮に母に美のセンスがあればまだよかったのですが、安い布なので作る服はかわいい服をきた友人の前では本当に恥ずかしかったことを思い出します。

でもこの話はチェコ人にとってかなり親近感があったようで、私もうれしいです。



チェコにきても日本にいても私は誰よりお金を使えない人なんだと思いました。
あっても使えないっていつも思うけど変な気持ちがします。

教育って大事ですね。その人の心をずーっと決定付けてきます。困ったものです。
彫刻を作っていく上ではこういう うっと心に引っかかる思い出があるのは
宝物だと思います。宝物は何もいい思い出ばかりではないですよね。

2009年11月8日日曜日

出会い。

昨日大学で友人が作っているモデルさんのクリスティーナが日本の写真家の方を連れてきました。
日本人にそうそうあえないのでまず、日本人ってことにびっくりしました。
彼は今回は東欧の素敵な人の写真を撮る仕事のためにプラハに来たそうです。

大学には金曜だったのでチェコ人は実家にすでに帰っている子が多く、彼の撮りたい雰囲気のあるチェコの子はほとんど大学にはいませんでした。

でも私の友人がクリスティーナを粘土で作っている写真を撮り、12月5日発売のトランジットという雑誌にに載せるということを言っていました。どんな風に撮ったかわかりませんが、きっといい写真になってると思います。お気に入りの二人がお気に入りの私の使っているアトリエで制作して、その窓から見える景色は冬のプラハらしい景色です。きっといい写真です!

そして今日、またその方と他の友人も一緒に飲みに行きました。
とっても楽しい時間を過ごせました。
別れはつらく、奇妙な気分になりましたが、
よい出会いはいいものです。
貴重な経験をしました。
その人は今パリに住んでいます、みんなで遊びにいくのが楽しみです。

2009年11月2日月曜日

やっと受け取りました!

金曜日にシンポジウムの賞金をやっと受け取りました。
これを受け取るまでにシンポジウムに一緒に参加したイレーナが本当に頑張ってくれました。

何度も関係者に電話をかけ、お金をきちんと支払うように話てくれました。
最後にわかったことですが、なんとシンポジウムの人たちは私の賞金も渡さず、他の人たちの作品も全部売り、そのお金も奪う状態であったのです!
イレーナが悪い人たちと言っていたけど、学生相手にここまでするとは思いませんでした。
例えチェコの物価が安くても私に渡す賞金や他の学生の作品の金額だってはっきりいって
学生料金です。シンポジウムを行った人は会社をしているくらいなのでそんな小さいお金をだましてまで
奪おうという気がわかりません。それよりも会社なので信用のほうがもっと大切だと思います。

私が展覧会の案内をシンポジウム関係者に送ったところ、一人の女性から返事がありました。
何も知らない彼女は展覧会の情報を新聞にのせてくれると共に、賞金を何に使ったか、シンポジウムの感想や、作品をどこに設置してほしいか(かなうことなら)など質問してきました。
エレーナに相談して私達はこの女性に助けてもらい、新聞にこのことを載せてもらおう!!と意気込んでいました。めっちゃスキャンダルや!!と久しぶりにこの手の興奮をしました。
あの小さい町でシンポジウムがあったことはみんな知っているし、テレビも来た!
う~んかなりのニュースだった思っていました。笑
賞金のことよりもそっちのほうが興味がでてきたところでした。

でもかなり遅くなりましたが、作品が売れた子にもお金が振り込まれ、私の手元にもイレーナから賞金を受けとりました。
私の作品は残念ながらまだ売れてないそうですが、また売れたらお金が入るそうです。


今回のことでイレーナの正義感と責任感に感動しました。
なんだろう、まだまだぜんぜんチェコ語話せないのに、彼女は私を友人として受け入れてくれる
オーラを感じます。シンポジウムが終わって3ヶ月ほど会っていなかったのに。。。気持ちは変わらず、
友人でした。
3人目のチェコ人の友人ができました。


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INTERSALON AJV 2009
に出品してもらえてたので、バスで1時間45分くらいのピーセックという町に
行ってきました。プラハを小さくした町と聞いていましたが、本当に小さかったです。多分私の住んでいる旭が丘もないくらいです。でも歴史のある私の町とは比べ物にならない綺麗な所でした。
でも残念なことに私の作品は写真を提出してカタログを作ったにもかかわらず、まったく違った風に設置されてました。二つのうち、一つは簡単でもう一つはどこが底なのかわかりずらいだろうと思って、かなり覚悟していました。
でも、こうも違うとかなりショックでした。しかもこの日は最終日でそれまで誰一人それに気づかなかったということが悲しかったです。しかも適当に置いたあったならまだしも、あきらかに誰かが考えて置いた
状態で、ある意味新しい作品になってしまってます。
一緒に行ってくれた友人はこれはこれでいいじゃない?とかいってくれたけど、そういう問題ではないです!これがかなりよかったらある意味新しい発見でうれしいけど、そこまでもぜんぜんなく・・・・・
でも仕方ないと思いながら、今日の今日までこの状態だったのかと思うと、楽しみにしてた分、シュンとなってしまいました。
この展覧会は私は勝手にチェコとかスロバキア、ドイツの大学の選抜展(聞こえよくいうと)と思っていました。でもカタログを見るとほとんど学生ではなく一般の人でした。今もこの展覧会はどういうものなのか全くわかりません。
でもカタログはすごく綺麗だし、やっぱり参加させてもらって感謝感謝です。
一応係りの人に言って、作品の置き方を直させてもらいました。
でも結局、団体展と同じでぜんぜん作品はいい風に見えません。こんなにスペースがあるのに、どうしてこんな絵画みたいに壁際に飾られているのか理解できません。全体的にひどい展示だったことは確かです。きっと素人がしたものです。それで一気にあきらめがつきました。
どっちにしろ同じだって思いました。残念ながら・・・
昼食はでっかいチーズフライ80コルン(400円安い)とチョコラーダ(26コルンでかい!)をいただき、
体重を1キロ増やしてしまいました。。。。田舎は安いし、出てくるものがでかい!田舎大好きです。
最後にバスを待っている間に入った居酒屋で「ヘイ コチュカ!」と言われ一気に展覧会のことも
この日の寒すぎるストレスも吹っ飛びました。
意味はかわいいねこちゃんと言う意味です。三十路超えた私には誰から言われてもいい気分、満足して?帰りました。