旅のメンバーはイギリスの美大からの交換留学生の日本人のRちゃんと彼女のアトリエのアシスタントのパベル、同じアトリエのヨハナ、ドローイングのアトリエのエバと写真の仕事をしているトマーシュ、学校の技術員のホンザです。
トマーシュは遅刻が多いので遅刻ヤロー、ホンザは髪型からおちむしゃ、と呼んでいました。
ルーマニアに行く前にオーストリアに二泊しました。Rちゃんのアトリエがオーストリアの学校のギャラリーで合同展をしました。この旅で一番良かったのがオープニングパーティで披露されたパフォーマンスでした。普段地味でシャイな二人がいきなり音を作ったり、踊りだしたのには感動しました。私達のアトリエと違って彼らはパフォーマンスをすることは普通なんだと改めて感心しました。
映像の作品で自分頭に牛の餌をかけて牛に頭をなめられている衝撃の作品もありました。とにかく体はってます!現代的な作品は意味がわかんなくてとっつきにくそうですが、実はとっても根源的なことに基づいていることがわかり、自分のやっていることとなんら変わりないなと思いました。しかも身近な人の作る作品はす~と自分に入ってきてくれるので本当に勉強になりました。
ある教授の作品も自ら裸になりどろどろの池の藻と一体になったりしています。
パフォーマンスも裸になることも普通です。というかそれをためらっているようではだめなんだとも思いました。 笑